1つ目は百日咳(Wooping Cough / Pertussis) 。
百日咳は感染力が強く、赤ちゃんが感染すると命に関わります。
ですが、オーストラリアでは生後6週間まで百日咳の予防接種が受けられません。
また、赤ちゃんの場合、両親から感染するケースがほとんどです。
妊婦さんが予防接種を受けると、赤ちゃんがその抗体を受け継ぐことができ、
産後も効果が続くので、親から赤ちゃんへの感染も防げます。
百日咳の予防接種を受けられるのは 妊娠第3期(※)で
妊娠28~32週に受けるとより効果的です。
(※妊娠期間の分け方についてはこちらをご参照ください)
2つ目はインフルエンザ(Flu / Influenza)。
妊婦さんは抵抗力が落ちているため、インフルエンザにかかりやすくなるのと、
インフルエンザになってしまった場合、重症化するおそれがあります。
また、インフルエンザも赤ちゃんにとって、とても危険な感染症です。
妊娠中に受けると、生まれた赤ちゃんも最長6か月抗体を持つことができます。
こちらは妊娠中どの時期でも受けることができますが、
妊娠第2期・第3期に受けると、赤ちゃんにも抗体がつきます。
どちらの予防接種も妊婦さんは無料で受けられます。
感染症から赤ちゃんを守るために、家族も予防接種を受けましょう。
おじいちゃん・おばあちゃんなど赤ちゃんのケアをする予定の人たちも接種をお勧めします。
予防接種について分からないこと・不安なことなどありましたら、ご相談ください。
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