日本とオーストラリアでは検診のガイドラインが異なることをご存知ですか?
対象年齢や推奨される頻度が違います。
例えば、乳がん検診。
オーストラリアでは日本より対象年齢が高くなっています。
理由は、不必要に検診を受けることで
メリットよりデメリットが高くなると考えられるからです。
検診自体が不快を伴うものですし
誤まって陽性になる可能性が多い上、
それによって不要な検査をすることになるかもしれません。
そして、頻度が日本と大きく違うのが子宮頸がん検診。
日本では2年毎ですがオーストラリアでは5年毎です。
以前はオーストラリアでも2年毎でしたが
検査方法が変わり、より早期に発見できるようになったため
5年ごとに変更になりました。
(※ただし、移行時期のため
前回、従来の検査方法で検診を受けた方は
2年後に新しい検査方法で検診をする必要があります)
日本とオーストラリアのどちらが
正しい・間違っているということではなく
その国の状況・検査方法などによってガイドラインに差が出てきます。
検診は大切ですが、むやみに受ける必要はありません。
ガイドラインに従って受けるようにしましょう。
ただし、ガイドラインはあくまでも目安です。
ハイリスクの方はもっと頻繁にチェックする必要があるかもしれません。
また、ご心配な点がある場合はすぐにGPに相談してください。
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