心肺蘇生法のガイドラインは定期的に改正されます。
現在のガイドラインのポイントは以下の通りです。
- 正常な呼吸をしていない場合は、すぐに心臓マッサージを始める
より早く実施できるように、この点が省略されました。
一見、呼吸しているようでも、胸が上下に動いていなかったり
しゃくりあげるような不規則な呼吸は「正常な呼吸」ではありません。
- 人工呼吸ができる場合は人工呼吸を行う
最近は、専用の道具がない・抵抗がある場合は
心臓マッサージのみでOKとされています。
- 人工呼吸と心臓マッサージの比率は2:30
混乱を避けるため、統一されました。
何もしないよりは、とにかく実施することが重要です。
極端な例ですが、心臓マッサージによって胸を骨折しても
命が助かるほうが大切だと指導されるほどです。
(生きていれば骨折は治ります)
もちろん、正しく実施することがベストなので
もしもの時に備え、講習を受けましょう。
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